リュ・シウォン
リュ・シウォン
妻を暴行・脅迫し、妻の乗用車に無断で位置追跡装置を取り付けた疑いで起訴された韓国俳優リュ・シウォンが法廷に出廷し、公訴事実を全面否認したことがわかった。

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 25日、ソウル中央地裁刑事5単独イ・ソンヨン判事の審理で行われた初公判でリュ・シウォンの弁護人は「被告人が手のひらで妻の頬を殴ったことはない」とし「妻に暴言をはいたことはあるが、これは夫婦間で生じる口論だった」と主張した。

 乗用車に位置追跡装置をつけ、また携帯電話に位置追跡アプリケーションをインストールした関連の疑いも否認した。

 リュ・シウォンの弁護人は「位置追跡装置の設置は長期間、家族と離れて暮らす職業の特性上、娘と妻を守るための措置だった」とし「妻の携帯電話は被告人所有なので、アプリケーションのインストールは位置情報法違反ではなかった」と述べた。

 一方、検察は妻のチョ某さんがリュ・シウォンと交わした会話を録音したファイルを証拠として提出した。裁判所は次の公判でこの録音ファイルを聞き、チョさんへの証人尋問も行う予定だ。

 2回目の公判は、来月18日午前11時に行われる。

 リュ・シウォンは許可なく妻チョさんの位置情報を収集し、数回殴った疑いで在宅起訴された。一方のリュ・シウォンは、自身を告訴したチョさんを誣告罪などの容疑で反訴した。


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