チェ・ソンボンは12日午後、ハンガン(漢江)と推定される場所でYouTube(ユーチューブ)配信をおこなった。この日、チェ・ソンボンは「最近イシューになっていたことについて、物議を醸して申し訳ない。タバコ、酒など全て認める」とした上で、「数日間、誹謗(ひぼう)中傷に苦しんだ。うつ症状とパニック症状で、自ら死ぬことを選ぼうと思った」と話し、涙を流した。
「正しい道を生きようと本当に努力した」と話したチェ・ソンボンは「2011年オーディションで準優勝した2週間後に自殺を試みたときも、生きようと誓った。しかし、僕の人生はもうここまでだと思う。これまで応援してくれた方々に心から感謝を伝える」と自死を暗示するような発言をした。
しかし直後、サイレン音とともに警察と見られる人物がチェ・ソンボンに近づき、You Tube配信は突然終了した。
その後、同日午後9時ごろチェ・ソンボンは自身のファンサイトに文章を投稿。「まず、騒動を起こしてしまい申し訳ない。大切な支援金を返してほしいという会員にもちろん返金する」と明かした。一方でチェ・ソンボンは「すぐの返金は難しい」とし、「申し訳ないことに現在の所持金は6万5480ウォン(約6000円)。どうにかして準備して、必ず支援金は返してから去る」と伝えた。
なお、この投稿文はすでに削除されている。
これを前にチェ・ソンボンは「大腸がんステージ3で闘病中」と告白し、アルバム制作費の名目で10億ウォン(約1億円)のクラウドファンディングを実施していた。ファンサイトを通じて2000万ウォン(約200万円)近い支援金を受け取った後、海外サイトを通したファンディングでも3000万ウォン(約300万円)以上の募金を集めた。
しかし、その後チェ・ソンボンのがん告白は「うそ」との疑惑が浮上し、物議を醸した。
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