安重根の晩年を描いたミュージカル「英雄」のオーディションが今月26日に開始…今年12月と来年3月の上演に向け

公演制作会社ACOMが26日、ミュージカル「英雄」の出演者オーディションを行うと発表した。

　「英雄」は安重根（アン・ジュングン）の伊藤博文暗殺100周年を記念して2009年に制作・初演されたミュージカル作品だ。安重根の生涯最後の1年間に焦点をあて、祖国のために犠牲となった愛国家としての姿と、自身の運命の前に苦悩する人間的な姿を描いている。同作品はこれまで「韓国ミュージカル大賞」をはじめとする合計18の賞を受賞している。

　今回のオーディションでは、今年12月と来年3月に行われる公演の出演者を選出する。

　ACOMは「初演時に実力のある俳優陣を発掘したように、今回のオーディションでも力のある役者に出会えることを期待している」とし、「国内最高水準の俳優を厳選して完璧な舞台をお見せしたい」というコメントを発表している。

　オーディションは今月26日から書類審査・ビデオ審査・実技審査の順で5週間行われる。