「BLACKPINK」、ハノイ公演がベトナム政府によって窮地に?! …一部の現地ファンは不買行動も(画像提供:wowkorea)
「BLACKPINK」、ハノイ公演がベトナム政府によって窮地に?! …一部の現地ファンは不買行動も(画像提供:wowkorea)
ベトナム政府が、今回は韓国ガールズグループ「BLACKPINK」のハノイ公演に対して“南海九段線”を理由に問題視した。現地のコンサート主催会社のホームページに中国と領有権で争っている南シナ海に沿ったU字型の9つの線である南海九段線の地図があることを問題にしているのだ。アメリカの映画「バービー」を上映禁止措置にしたのに続いて、ベトナム政府が文化産業に政治的イシューとして敏感に反応している。

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 現地時間の6日、ロイター通信によると、ベトナムの文化・スポーツ・観光省は前日夜遅い時間に「BLACKPINKの音楽の夜を主催した会社が南海九段線を広報したという疑惑を確認するために主催会社iMEのウェブサイトについて調査を命令した」と明らかにした。調査結果をいつ発表するのかについては言及していない。

 現在、このサイトは接続が遮断された状態だが、ロイターが確認したウェブサイトに保存されたバージョンと、7月4日に最後にアップデートされたバージョンでは、南シナ海の上にあいまいなU字の線が表示された画像が存在しているという。

 南海九段線とは、ベトナムの東海(南シナ海)に中国が自国の領海だとU字型に引いた線。9つの線で、350万平方キロメートルに及ぶ南シナ海の海域の90%がこの中に含まれる。

 iMEのブライアンCEOは声明を通じて、今回の事件は「不幸な誤解」だと説明し「iMEはベトナムに適合しない画像を迅速に検討して入れ替えるために努力した」と明らかにした。続けてiMEは進出した全ての国家の主権や文化を尊重していると伝えた。

 一部のベトナム市民は「BLACKPINK」のコンサートチケットの不買意志を表している。「BLACKPINK」は今月29~30日にベトナムでの初公演を準備中。

 「BLACKPINK」のファンだと明かしているネットユーザーはFacebookに「デートで行こうとチケットを2枚買ったが、あの画像を見てキャンセルした。私は愛国者だから」と明らかにした。

 ベトナム政府は今月3日には、21日に公開予定だった米映画「バービー」を上映禁止の措置をした。同じように南海九段線が描写されているという理由からだ。


BLACKPINK - ‘B.P.M.’ Roll #25
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