韓国サッカー代表ウリ・シュティーリケ監督が選択したニューフェイスたちが、チーム適応に大成功した。彼らの活躍に、シュティーリケ監督は思わず笑みをこぼした。(画像はJ2長崎のイ・ヨンジェ)
韓国サッカー代表ウリ・シュティーリケ監督が選択したニューフェイスたちが、チーム適応に大成功した。彼らの活躍に、シュティーリケ監督は思わず笑みをこぼした。(画像はJ2長崎のイ・ヨンジェ)
韓国サッカー代表ウリ・シュティーリケ監督が選択したニューフェイスたちが、再びチーム適応に大成功した。彼らの活躍に、シュティーリケ監督は思わず笑みをこぼした。

キ・ソンヨン の最新ニュースまとめ

 韓国代表は11日、マレーシア・クアラルンプールで開かれたUAEとの強化試合に3-0で完勝した。昨年10月、シュティーリケ監督が韓国チームの指揮棒を握ってから初めて、3ゴール以上を記録。主力選手が大挙参加できなかった中で得た結果であり、さらに意味深い。

 UAEとの強化試合、そしてミャンマーとの2018ロシアW杯アジア地区2次予選1次戦には、多くの主力選手らが負傷や兵役などにより、召集を断念せざるを得なかった。そんな中で、シュティーリケ監督は、これまで代表チームに縁がなかったニューフェイスたちに機会を与えた。ヨム・ギフン(32、水原三星)、イ・ヨンジェ(24、V・ファーレン長崎)、チョン・ウヨン(25、ヴィッセル神戸)らが、その主人公だ。

 UAEとの強化試合でヨム・ギフンは前半45分のみ出場し、得点を挙げた。フリーキックの状況で、今シーズン輝きを放っている左足でゴールネットを揺らした。

 また、Aマッチデビュー戦となったイ・ヨンジェとチョン・ウヨンも攻撃点を得るのに十分な働きをみせた。イ・ヨンジェは今回召集された23人の中で唯一、周囲から疑問の声があった。しかし、シュティーリケ監督は「イ・ヨンジェをこれまで見守り、済州(チェジュ)合宿でも指導した。彼に対する世論が厳しいことは知っているが、私の前で失望するようなプレーは見せていない」とし、厚い信頼を寄せた。

 そして、イ・ヨンジェはシュティーリケ監督の期待に応えた。豊富な運動量で攻守にわたり活躍。さらに、後半15分イ・ジョンヒョプ(23、尚州尚武)との交代直前、Aマッチデビューゴールを決め、シュティーリケ監督の選択に間違いがなかったことを証明した。

 イ・ヨンジェと共に先発でAマッチデビュー戦に臨んだチョン・ウヨンも、安定したプレーでチームにフィット。キ・ソンヨン(26、スウォンジー・シティ)が負傷で抜けた穴を埋めるため、シュティーリケ監督はJリーグで活躍中のチョン・ウヨンにチャンスを与えたのだ。チョン・ウヨンは相手に強いプレッシャーをかけ、競り合いはもちろん、攻撃展開では正確で果敢なパスを出し、キ・ソンヨンに劣らないプレーを連発した。チョン・ウヨンはAマッチデビュー戦で90分フルタイム出場し、今後さらなる期待を抱かせた。

 すでに、シュティーリケ監督はイ・ジョンヒョプやイ・ジェソン(26、蔚山現代)など、所属チームで活躍をみせる選手たちの選抜に成功。その後も継続してニューフェイスを探し、さらに選ばれた選手たちは続々と代表チーム適応に成功している。

 より厚みを増す選手層に、9回連続でのW杯出場を目指す韓国代表は確かな手応えを感じている。


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