日韓で関心が注がれている「ロッテお家騒動」。ロッテの創業者である重光武雄会長(92)の息子2人=つまり実兄弟による”後継者争い”に、世間の関心が集まっている。(画像は渦中の人物、次男・重光昭夫氏)
日韓で関心が注がれている「ロッテお家騒動」。ロッテの創業者である重光武雄会長(92)の息子2人=つまり実兄弟による”後継者争い”に、世間の関心が集まっている。(画像は渦中の人物、次男・重光昭夫氏)
日韓で関心が注がれている「ロッテお家騒動」。ロッテの創業者である重光武雄会長(92)の息子2人=つまり実兄弟による”後継者争い”に、世間の関心が集まっている。

 渦中の人物、次男・重光昭夫氏とは?

 1955年2月14日、東京都に生まれた昭夫氏は、1942年に韓国から日本に転居した父(重光武雄、ロッテの創業者)を父にもつ在日韓国人二世。韓国名は辛東彬/シン・ドンビン。1977年に青山学院大学・経済学部を卒業し、1980年に米国・コロンビア大学大学院修了の後、1981年に野村証券に入社した。同社では、ロンドン支店に約6年間勤務していた。

 その後、1988年ロッテ商事(株式会社ロッテのグループ会社)に入社し、日本プロ野球チーム・ロッテオリオンズの球団社長代行に就任。球団名をロッテオリオンズから千葉ロッテマリーンズへと変更した。同年11月にはオーナー代行に就任、1995年には代表取締役へ就任。チームに改革を起こし、低迷していたチームを人気チームに変貌させた人物として、その名を残す。2010年のパ・リーグクライマックスシリーズ優勝の際には、胴上げで祝福された。

 1997年、ロッテグループ副会長に就任し、事実上、”後継者”の地位に就いた。2004年からは制作本部長を兼任。2011年2月、韓国側のロッテグループ副会長から会長に昇進した。

 今月28日、ロッテ創業者であり父親の重光武雄氏が「代表権のない取締役名誉会長に就く」と発表したことで、後継をめぐる”骨肉の争い”として韓国メディアはトップニュースで報道。昭夫氏は兄・宏之氏と共に一躍”時の人”となっている。


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