●イザベラ・バード・ビショップ、英国の地理学者・紀行作家、写真家
朝鮮は鬼神(迷信崇拝)のために、毎年250万ドルを浪費する。
●ジャック・ロンドン、日露戦争を従軍取材した米国記者
両班(※朝鮮王朝の支配階級)たちは皆泥棒だ。臣民たちは、両班たちが自らのものを必ず奪っていくことを知っていた。臣民たちにとっては、支配階級が泥棒だという事実以外の何物でもなかった。
泥棒稼業にも段階があるのだが、「強奪」の段階であった。節度のある合法的な強奪であった。そのような合理的方法で、泥棒稼業を為した郡守は自分の部下たちから愛されて、彼が離任する際に、部下たちは村の出入口の近くに彼が節度を以て盗んだ記念として記念碑を建てる場所が選択されていた。
●濱本利三、日清戦争に参戦した日本将校
より一層驚いたのは、聞いていたよりはるかにもっと不潔だったということだ。道路はゴミと人糞で溢れており、不潔の極みである豚が気勢をあげて横目で人々を睨みつけながら道路を闊歩していた。悪臭が鼻を刺激して嘔吐する寸前だった。
●ジョーダン、駐韓英国総領事
朝鮮の朝廷は内閣の危機が後を絶たず、外国の公館は朝鮮の閣僚が、1週間に1度ずつ、交代されたという通告を受け付ける暇もないくらいであった。高宗(※当時の朝鮮国王)は最も愚かな人物であり、(彼が)国を治める唯一の技術とは敵対する勢力同士を対立させて均衡を維持することによって、自身の安全を守ろうとするだけであった。その結果、高宗は国際情勢を正確に判断できず、政治的に妄想の世界で生きている。
●ホロス・アレン、医療宣教師 兼 駐韓米国公使
今日、私は閔泳翊(※高宗の妃の一族。死後、「明成皇后」と追尊された閔妃の甥)の宅へ行く道中、通りを過ぎようとした際に、南北に長く伸びている街頭、我が家から最も近い地点にて、頭と手足が切断された遺体4体を見た。ソウル市内のいくつかの場所で、これと同様の死体の山をどこでも見られる。
それは全く同じ目的で、死体を晒しものにしている。私はこれらの死体が甲申政変(※1884年、朝鮮の若い官僚「急進開化派」が起こした改革クーデター。閔妃が呼び込んだ清軍の介入で3日だけの政権となった)に加担したが、その際に逃げられず、逮捕されて処刑された者たちの死体であると知っていた。
ここに晒された4人の遺体は、この地域に割り当てられた死体だ。彼らの死体は3日間、梟示(晒しもの、梟首)にされているのだ。然も犬の謝肉祭であるかの如く、犬が死体の山の上に登って肉片をむしって食べていた。
●ウィラード・ストレート、日露戦争を取材したAP特派員およびソウル・瀋陽駐在の米国副領事
アジアでも朝鮮は救済不可能な国家だ。高宗は列強間の分裂を利用して独立を維持しようとする惰弱なブローカーであり、両班階層は陰謀を通じて私的利益を追求する私益集団である。このような状況で、朝鮮が発展するためには、自治権を放棄して代わりに日本の支配を受け入れるべきだ。
●ジョージ・ケナン、セオドア・ルーズベルト米国大統領の知人
朝鮮政府は、臣民たちが辛うじて生計のために稼いで得たあらゆるものを、間接的または直接的に収奪しながら、何も提供してやらない。臣民の生命と財産に対する適切な保護策を何ら提供していない。
注目に値する何かしらの教育施設も提供していない。道路建設も、港湾改良もしていない。海岸に灯台もない。道路の清掃や衛生について、何ら関心も傾けない。伝染病の予防や取り締まりもしない。貿易と産業を奨励する努力もない。
最も低俗な迷信は奨励している。人権問題を扱うのにおいて、現代では殆ど類例がないほど、(支配階級が)嘘、不正、裏切り、残忍さ、蛮行に没頭する手本を臣民たちに見せることによって、臣民たちを堕落させて風紀紊乱させている。
以上、事情がかくの如きゆえに、「朝鮮人民のために、その国の滅亡を祝う」と「福沢諭吉」という日本の先覚者が力説していたのも無理からぬことだった。このように未開であった国が、米国・日本などの自由陣営に出会い、今日、桑田碧海(※桑畑が青い海に変わるほどの激変)を為した。
※この記事は韓国の保守論客ファンドビルダーさんの寄稿文を日本語に翻訳したものです。韓国メディアには既に韓国語版が公開されています。翻訳の正確さに対する責任は当社にあります。
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