”4年ぶり”日韓国防相会談、韓国海軍レーダー照射問題の解決なるか(画像提供:wowkorea)
”4年ぶり”日韓国防相会談、韓国海軍レーダー照射問題の解決なるか(画像提供:wowkorea)
イ・ジョンソプ国防部(部は省に相当)長官が2~4日、シンガポールで浜田靖一防衛相と会い、日韓軍事当局間の協力の障害要素として指摘されている「韓国海軍レーダー照射問題」の解決を模索する。

 イ長官は1日、国会国防委員会全体会議で「日韓国防長官会談の際、日本側とレーダー照射問題に関する議論するのか」という正義党のペ・ジンギョ議員の質疑に「自然と議論することになるだろう」と回答した。

 イ長官と浜田防衛相は来る2~4日、シンガポールのシャングリラホテルで開かれる「第20回アジア安保会議(シャングリラ対話)」出席のために日韓国防相会談を行う。日韓国防相会談が開かれるのは、去る2019年11月タイで開催された「ASEAN拡大国防長官会議(ADMM-Plus)」を契機に行われた会談以来、およそ4年ぶりだ。

 イ長官は「日韓両者がどのような立場なのか、互いがよく知っている」とし、「韓国海軍レーダー照射問題は、未来志向的に両国関係の発展のために懸命な方法で解決するために努力する」と強調した。

 ただし、日本の自衛隊航空機が韓国側の警告通信にも応じず、接近飛行の際は最後の段階に追跡レーダーを照射するなどで立ち向かう「日本哨戒機の対応指針」を韓国軍が撤回することにしたというメディア報道については「事実ではない」と明かした。

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