国連軍司令部が11日に明らかにしたところによると、朝鮮人民軍将校2~3人が軍事境界線(MDL)付近に近寄り、国連軍司令部関係者に向かい対話の時間を一方的に伝え、北朝鮮側地域に戻って行ったという。米軍少佐が約束時間に待機していたところ北朝鮮軍将校が姿を現し、遺体を返還するよう要求した。国連軍司令部は、7月に北朝鮮地域で発生した集中豪雨のため韓国側区域に流れてきた遺体を1体保管しているという。双方はMDLを挟んで話し合い、12日午後2時30分に改めて将校会議を行うことで合意、解散した。
このような形で対話が行われたのは極めてまれなことで、北朝鮮核実験後の板門店の模様を取材していた90人余りの国内外の記者がこれを目撃していた。
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