李在鎔、李富真両氏は、李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長の長男、長女。サムスングループは本格的な3代目経営時代を迎えることになる。
この人事で、サムスン電子最高運営責任者(COO)の李在鎔副社長はCOO社長、李富真専務はエバーランド戦略担当社長兼ホテル新羅社長に内定した。
崔志成(チェ・ジソン)サムスン電子社長は同副会長に昇進。サムスンモバイルディスプレーの康皓文(カン・ホムン)代表理事社長は中国本社副会長に昇進した。
サムスン電子では、禹南星(ウ・ナムソン)副社長がシステムLSI担当社長に、全東守(チョン・ドンス)副社長がメモリー半導体担当社長に昇進。金在権(キム・ジェグォン)副社長がサムスンLED代表理事社長、金鍾重(キム・ジョンジュン)業務支援室副社長がサムスン精密化学代表理事社長に内定した。趙秀仁(チョ・スイン)メモリー半導体事業部担当社長はサムスンモバイルディスプレー社長に、朴商鎮(パク・サンジン)デジタルイメージング事業部長はサムスンSDI代表理事社長に異動した。
サムスンSDIの高淳東(コ・スンドン)副社長、サムスントータルの孫錫原(ソン・ソクウォン)副社長、サムスン物産の金信(キム・シン)商社部門副社長は、それぞれ代表理事社長に昇進した。
このほかサムスンSDIの崔治勲(チェ・チフン)社長はサムスンカード代表理事社長、サムスン電子中国本社の朴根熙(パク・クンヒ)社長はサムスン生命保険部門社長、サムスン物産の池成河(チ・ソンハ)商社部門代表理事社長はグループのスポーツ業務総括社長、サムスンSDIの金仁(キム・イン)社長はサムスンライオンズ代表理事社長に異動した。
サムスンは今回の人事で、新社長昇進内定者9人のうち5人を、副社長就任から1年未満の人材から抜てきした。若手を大挙重用し、若く革新的な陣営で社長団を固めたと説明した。系列各社の役員人事は来週中に行われる予定だ。
一方、サムスングループは李健熙サムスン電子会長の支持で復活させることを決めたグループコントロールタワーの名称を「未来戦略室」とすることを決め、6チームで構成した。未来戦略室は系列会社間の相乗効果を高めることを主な業務としながら、各社の業務サポートを務めることになる。
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