現代重、独の見本市で新フォークリフト披露

【ソウル9日聯合ニュース】現代重工業は9日、ドイツ・ハノーバーで開かれた国際イントラロジステック見本市「CeMAT2011」（2～6日）でフォークリフト25モデルを初披露したと明らかにした。
　同社のフォークリフトは韓国で最も大きい最大荷重25トン級。港湾、製鉄所、造船所などで重量物の運搬に使用される。燃料効率を高めるために最先端の燃料システムを採用した260馬力級のエンジンを搭載したのが特徴だ。荷物の重さをリアルタイムで示すロード・インジケーター（荷重計）機能など最先端仕様も採用された。

　また、欧州排気ガス規制の最高レベル「Tier4」に対応したエンジンを搭載した環境配慮型のフォークリフトも展示した。
　同社関係者は、「現代重工業製品の優れた性能と品質を確認してもらい、高級化したブランドイメージをアピールする契機になった。欧州地域で差別化したマーケティングで市場を拡大していく」と意欲を示した。
　一方、欧州のフォークリフト市場規模は中国とともに世界最大で、今年ベースで韓国より15倍以上大きい26万台と見込まれている。