李大統領はこの日、北朝鮮に近い黄海5島の防衛を担う「西北島嶼(とうしょ)防衛司令部」(京畿道華城市)を訪問。同司令部の司令官から報告を受けた後、延坪島砲撃事件について発言した。
今年6月に創設された同司令部を李大統領が訪問したのは初めて。当初は延坪島を訪問し、事件が発生した際に駐在していた兵士を激励する予定だったが、悪天候のため取りやめた。
同司令部で李大統領は、「全国民がこの日を忘れていない。大韓民国の国民は軍事挑発を受けたことに憤慨している」と力をこめた。また「有事の際は命をかけて国土を防衛してくれる。防衛司令部が創設され、西北島嶼は安全になった」と同司令部の兵士を激励した。
また李大統領は、昨年の事件の際に応戦した兵士たちとテレビ電話で通話。「われわれの目的は戦争ではなく、戦争の抑止だ。再度、挑発があった場合、一切容赦しないという気持ちで任務に当ってほしい」と指示した。
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