完成車業界によると、9月の中・大型乗用車販売で現代自動車と起亜自動車のシェアは89.2%と、前月に比べ4.0ポイント上がった。その一方で、ルノーサムスン自動車は8月の9.0%から9月は6.5%に、韓国GMも4.7%から3.2%に、それぞれシェアを下げている。
大型乗用車をモデル別に見ると、現代自のセダン「グレンジャー」が7086台を売り上げてトップ。次いで、同社「ジェネシス」(1946台)、起亜自「K7」(1159台)、起亜自「K9」(700台)、現代自「エクウス」(600台)と続いた。
中型乗用車では、現代自「YFソナタ」が1万820台と、独走態勢を築いている。2位以下は、起亜自「K5」(5731台)、ルノーサムスン「SM5」(1959台)、現代自「i40」(1561台)の順だった。
一方、1~9月の中・大型乗用車(輸入車除く)の販売台数は29万5091台で、前年同期比13.9%減少した。乗用車全体(63万2444台、9.3%減)を上回るマイナス幅となっている。内需低迷を受け、経済面で相対的に余裕がある中産層以上も高額の中・大型車を買い控えているためと分析される。
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