防衛産業庁は27日、これまで配備されていた自走対空砲と携帯用防空兵器を合わせた30ミリ複合対空火器の開発を終えたと発表した。
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複合対空火器開発は同庁主管の下、斗山DST、サムスンタレス、LIGネックスワンなど防衛産業各社が参加し2010年に始まった。
この兵器は射程3キロの自走対空砲に射程7キロ以上の携帯用防空兵器を結合したもので、対空砲と誘導弾を同時に発射できる。
誘導弾4発が装着され音速の2倍以上の速さで飛行し敵の航空機を迎撃できるよう考案された。来年から量産に入り2015年から配備される予定。
同庁関係者は「1年を超える誘導弾射撃テストの結果、命中率が100%を記録した」と伝えた。酷暑や極寒など厳しい気候でも対応できるという。
また、複合対空火器が実戦配備されれば低高度対空防衛能力が大きく向上することが期待できると強調した。
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