北朝鮮、仁川アジア大会で「朝鮮民主主義人民共和国」として入場

19日に仁川（インチョン）アシアード主競技場で開かれた「アジア大会2014韓国仁川」の開幕式で北朝鮮選手団が目を引いた。

　北朝鮮はハングルのカナダラ順（日本語のあいうえお順のようなもの）で進行された選手団の入場で、日本の次の30カ国目で入場した。

　韓国では通常表現される「北韓」とは違い、公式名称の「朝鮮民主主義人民共和国」として入場したのだ。

　台湾も「タイペイチャイナ」を公式名としているため、37カ国目に入場。香港も「ホンコンチャイナ」として44カ国目に入場した。

　今大会参加の45カ国中、ネパールが最初に入場し、韓国は開催国として最後の入場となった。

　アジア大会においては、2002年の釜山大会、2003年の青森冬季大会、2006年のドーハ大会で韓国と北朝鮮は統一行進をしたことがある。