アジアFIFA理事を選出する第26回AFC総会が30日にバーレーン・マナマで開かれた。アジアに割り当てられたFIFA理事を投票で選んだ。この日選出されるAFC会長がFIFA副会長として1席を自動的に割り当てられ、残りの席も決定するという場であった。
現在のAFC会長選出時は、サルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール=ハリーファ氏(バーレーン)の単独出馬だったため、選挙をせずに当選が決定した。FIFA理事2席をめぐって、鄭会長をはじめ、マレーシアサッカー協会のアブドラ会長、タイサッカー協会のマクディ会長、日本サッカー協会の田嶋会長の計4名が立候補していた。
投票の結果、アブドラ会長と田嶋会長が当選した。
鄭会長は昨年10月にAFC加盟国に送られた協力公文を通じてFIFA理事選に出馬した。その際鄭会長は「長い期間、サッカーに大きな関心を寄せてきた企業家であり、Kリーグと大韓サッカー協会を導いてきた者としての経験とノウハウをアジアサッカーの発展のために使いたい」と抱負を明かしていた。
FIFA理事会は、会長1名、主席副会長1名、副会長7名、理事16名の計25名で構成されており、ワールドカップを含む各FIFA主管大会の開催地及びFIFAの各分科委員会が審議した事案に対して最終決定権を持つ、FIFA内最高の議決機構である。
韓国からは大韓サッカー協会の鄭夢準(チョン・モンジュン)名誉会長が1994年に韓国人として初めてFIFA副会長兼理事に当選し、2010年までの16年間活動していた。
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