「娘と別れなさい」と告げた元恋人の両親を残酷なかたちで殺害した大学生チャン某被告(25)に死刑判決が下された。これにより、韓国における死刑囚の数は61人となった。
「娘と別れなさい」と告げた元恋人の両親を残酷なかたちで殺害した大学生チャン某被告(25)に死刑判決が下された。これにより、韓国における死刑囚の数は61人となった。
「娘と別れなさい」と告げた元恋人の両親を残酷なかたちで殺害した大学生チャン某被告(25)に死刑判決が下された。これにより、韓国における死刑囚の数は61人となった。

 韓国は1997年12月以降18年間、死刑執行がなく、国際アムネスティは韓国を「実質的な死刑廃止国家」に分類している。

 28日、法務部と国防部によると、2015年8月現在、死刑確定以降、執行されていない死刑囚はチャン被告を含め61人にのぼる。

 1992年、江原道(カンウォンド)・原州(ウォンジュ)のある宗教施設に火を付け、15人を殺害した容疑で死刑が確定したウォン某(58)死刑囚が最長期死刑執行待機者だ。

 チャン死刑囚の前には2011年、江華島(カンファド)海兵隊銃器乱射事件で軍人仲間4人を殺害したキム某(23)兵士が2012年に死刑判決を受けた。キム兵士は死刑囚の中の最年少でもある。一方、最高齢は全南(チョンナム)で20代の男女4人を海に沈める方法で連続殺人を犯した漁師、オ某(77)死刑囚だ。

 世界的には死刑は廃止傾向にある。国際アムネスティの資料によると、世界198カ国のうち、140カ国が法的または事実上、死刑廃止国家だ。

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