記者団の質問に答える姜経済首席秘書官=(聯合ニュース)
記者団の質問に答える姜経済首席秘書官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の姜錫勲(カン・ソクフン)経済首席秘書官は12日、記者団に対し、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に伴う中国からの経済制裁の可能性について、「状況を注視している」と明らかにした。 THAADの韓国配備に反対してきた中国では、一部国営メディアなどを中心に韓国に経済的な報復措置を取るべきだという主張が出ている。 これについて、韓国の柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官は前日、「(中国は)政治と経済を分けるのではないかと予想している。大規模な報復はないと思う」と述べた。 一方、THAADの韓国配備決定後、初めて韓中首脳が接触するとみられるアジア欧州会議(ASEM)首脳会合(15~16日)について姜秘書官は、「朴槿恵(パク・クネ)大統領は意味のある活動をすると予想している」と述べた。 朴大統領は14日にモンゴルを訪問する。
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