【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀本部議長と米軍のダンフォード統合参謀本部議長が1日午前、電話会談を行い、北朝鮮の挑発を抑止するために強力な連合防衛態勢を構築することで一致した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。 会談で李議長は昨年12月に開かれた韓米外交・国防(2プラス2)高官級の拡大抑止戦略協議体(EDSCG)で合意した政策・戦略に関する方策が整うよう協力を要請した。 合同参謀本部は「北の挑発をしっかりと抑止するため、米国の拡大抑止力の実行力向上を強調した」として、「昨年(の協議体で)は実行力向上策の一つとして、米国の戦略兵器の展開に関する協議もあった」と説明した。 合同参謀本部は会談で戦略兵器の展開を要請したかについて具体的に明かさなかった。ただ、昨年協議した米戦略兵器の展開を強調したとしており、有事の際に戦略兵器を展開する問題について議論したとみられる。 両国は今月3日にソウルで行われる国防相会談で、米戦略兵器を朝鮮半島に常時配備する問題などについて協議する見通しだ。 合同参謀本部は「北が核能力の高度化を目的とする戦略的な挑発を行うことが予想される」として、予想時期は2月の金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日や3月の韓米合同演習「キー・リゾルブ」や「フォールイーグル」の前後、4月の金日成(キム・イルソン)主席の誕生日などとした。
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