<韓国大統領罷免>憲法裁判所前で流血騒動(提供:news1)
<韓国大統領罷免>憲法裁判所前で流血騒動(提供:news1)
10日、韓国憲法裁判所の朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾を認める決定で“ろうそく市民”らは歓喜したが、“太極旗”集会参加者らは激しく反発し、流血騒動に発展している。

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 この日午前11時21分ごろ、イ・ジョンミ憲法裁判所所長権限代行が朴大統領に対する全員一致の罷免決定が盛り込まれた主文を読み上げた後、憲法裁判所前では太極旗を持った人々の絶叫が続いている。

 特に、憲法裁判所の大統領弾劾を認めたことに不服した参加者らが憲法裁判所進入を試み、大統領弾劾棄却のための韓国民総決起運動本部集会場である水運会館と安国駅周辺では衝突が激化している。

 パトカーを壊して車の壁を登るなど暴力で負傷者が続出しており、警察バス最低3台の窓が割られた。また車の壁に卵を投げ、足でポリスラインを強く蹴ったり、大型太極旗の棒を抜いて投げるなど暴力行動を見せている。

 警察は警告放送をして対応中だが、なかなか興奮はおさまっていない。

 一方、弾劾を要求していた勢力は憲法裁判所の決定を当然だと受け入れ、じっくりと勝利を祝った。

 退陣行動は記者会見を終えた後、参加者5000人と1時間ほど青瓦台(大統領府)へ行進し、勝利の喜びを満喫した。

 退陣行動はこの日午後7時からソウル・光化門広場で3次光化門緊急行動と行進を実施し、11日午後4時から「ろうそくと共にした全ての日々がよかった」というタイトルで20次ろうそく集会を行う。

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