“八百長提案を拒否”イ・ハンセムに褒賞金7000万ウォン(約700万円)を授与=韓国サッカー
“八百長提案を拒否”イ・ハンセムに褒賞金7000万ウォン(約700万円)を授与=韓国サッカー
八百長の提案を拒絶し告発したイ・ハンセム(28、牙山ムグンファ、DF)が褒賞金7000万ウォン(約700万円)を受け取った。

 韓国プロサッカー連盟は17日、ソウル市内のサッカー会館でイ・ハンセムの褒賞金授与式をおこなった。

 イ・ハンセムは今年9月21日、釜山(プサン)のホテルで元国家代表チャン・ハクヨン(37、2017年現役引退)から八百長の提案を受けた。チャン・ハクヨンはイ・ハンセムに9月22日の釜山アイパーク戦で前半22分に退場すれば、5000万ウォン(約500万円)を渡すと提案した。だが、イ・ハンセムはこれを拒否し、すぐにクラブチームに報告した。チームは警察と連盟に通告し、チャン・ハクヨンは緊急逮捕された。

 連盟はイ・ハンセムが不正防止教育のマニュアルに沿って模範的な対処を取る良い事例を残し、今後のKリーグにおいて不正行為がおこなわれないよう警戒心を植えつけた点などを高く評価、賞罰規定による褒賞金の支給を決定した。

 連盟賞罰規定の褒賞基準によると、不正行為および違法行為に対する申告者には1000万ウォン以上1億ウォン以下(約100万円~1000万円)の報奨金を支給できる。

 イ・ハンセムは「僕だけでなくKリーグ選手なら誰もが僕と同じ行動をしたと思う。僕やチームメイト、そしてファンたちの舞台であるKリーグが不正行為で汚染されることは、今後も絶対にあってはならない」と伝えた。

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