【ソウル聯合ニュース】韓国政府は23日、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長の死去を受けて哀悼の意を示した。 政府は外交部報道官声明で、「天野事務局長は任期中にIAEAの設立趣旨である『平和のための原子力』を『平和と開発のための原子力』に広げて原子力技術により人類の暮らしを発展させるとともに、持続可能な発展の推進に寄与し、北の核問題の平和的解決のためにも多くの努力を傾けてきた」と評価した。 また「原子力の平和利用と国際不拡散体制強化のために献身してきた天野事務局長の精神と業績は、世界の人々の心の中に深く記憶される」と強調した。 IAEAによると、天野氏は最近健康状態が急激に悪化し、18日に死去した。72歳だった。遺族の意向により、死去の事実は葬儀を執り行った後に発表された。
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