7月24日、ソウルで会談した韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(左)とボルトン氏=(聯合ニュース)
7月24日、ソウルで会談した韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(左)とボルトン氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は7日、来年以降の在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)に関する特別協定(SMA)の交渉はまだ始まっていないと明らかにした。先月のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の訪韓を機に、韓米両国は「合理的で公正な方向に向けて協議することで一致した」と説明。交渉代表の人選と交渉チームの構成を進めていると話した。 トランプ米大統領はこの日、ツイッターに「韓国は北朝鮮から自国を守るために米国に多額の費用を支払うことで合意した」「米国への(駐留経費の)支払いをさらに増やすための議論が始まった」と投稿した。 2019年の韓国の駐留経費負担は昨年より8.2%多い1兆389億ウォン(約905億円)。協定の有効期限は1年で、20年以降の駐留費負担を決める交渉が始まるが、米国は再び大幅な増額を要求するとみられる。
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