北朝鮮の朝鮮中央テレビが7日に報じた短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体発射の様子=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮中央テレビが7日に報じた短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体発射の様子=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聨合ニュース】北朝鮮が10日午前、東部の咸鏡南道・咸興一帯から朝鮮半島東の東海上に未詳の飛翔体を2発発射した。韓国軍合同参謀本部が伝えた。 韓国軍は追加の発射に備え、関連動向を監視し準備態勢を維持している。韓米の情報当局は飛翔体の高度や飛距離などを詳しく分析している。 北朝鮮は6日に弾道ミサイル2発を発射したばかり。今年に入りミサイルやロケット砲と推定される飛翔体を発射したのは7回目となる。 2017年11月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星15」の発射後、核武力の完成を主張。その後1年半近く、兵器訓練を対外的に公表することはなかった。 しかし今年5月4日と9日に北朝鮮版イスカンデルと呼ばれるKN23短距離弾道ミサイルを試射。その後、7月25日、31日、8月2日、6日に飛翔体の発射を実施している。 北朝鮮の相次ぐ飛翔体発射は、5日から始まった韓米合同軍事演習への反発とみられる。
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