国立墓地のソウル顕忠院で参拝を終え、記帳する鄭国防部長官=1日、ソウル(聯合ニュース)
国立墓地のソウル顕忠院で参拝を終え、記帳する鄭国防部長官=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍創設を祝う「国軍の日」の1日、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は南東部・大邱の空軍基地で開催された記念式典のあいさつで、「これまでわが軍は国民から与えられた使命を完遂しようと最善を尽くしてきた。たとえ今の安全保障状況が厳しくとも、わが軍はいかなる困難も必ず乗り越える」と述べた。

 鄭氏は、韓国軍の全将兵は任務を完璧に遂行する準備ができているとしながら、「韓国が『完全なる平和』『新たな100年』へ進めるよう、わが軍が『強力な力』としてしっかりと下支えする」と誓った。

 韓国軍は主導的な防衛能力を備えるため、米軍主導の韓米連合軍から有事作戦統制権を移管する準備を体系的に進めていると説明。また、昨年9月に署名された北朝鮮との軍事合意を忠実に履行することで、南北間の軍事的な緊張状態を実質的に緩和し、朝鮮半島平和プロセスの呼び水とする成果も得られたと強調した。


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