崔被告が法廷で供述するのは昨年6月15日の控訴審論告求刑公判以来となる。ソウル高裁は同8月の判決公判で、崔被告に一審と同様、懲役20年(求刑・懲役25年)を言い渡した。
崔被告は「幼稚園を運営し、平凡な生活を送りながら朴前大統領を手助けしたわけで、いかなる企業(の関係者)も知らなかったと誓える」として、「娘の乗馬問題に関しても馬の所有権と処分権はサムスンにあるのに賄賂とみなされたのは残念だ」と述べた。
また、「差し戻し審で真実が一回でも明らかになることを望む」とし、「娘と孫たちが一生傷つきかねない状況だ。裁判で部分的にでも悔しさを晴らしてほしい」と訴えた。
崔被告の弁護人は朴被告や崔被告の娘、ケーブルチャンネルJTBCの社長でニュースキャスターの孫石熙(ソン・ソクヒ)氏らを証人として申請。「これまで裁判所は合理的な根拠を提示できず、崔氏と朴前大統領の共謀関係を認めた」として、そのことは「朴前大統領が共謀関係を否認した主張の信ぴょう性を検証するために供述する機会がなかったから」と主張した。
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