独島付近で墜落のヘリ引き揚げ　不明者は見つからず＝韓国

【東海聯合ニュース】韓国の独島付近の海上で１０月３１日深夜、７人を乗せた消防ヘリコプターが墜落した事故で、海洋警察当局は３日午後、ヘリの機体を海中から救助艦に引き揚げた。ただ、機体から行方不明者は見つからなかった。　ヘリは同島付近で負傷した漁船の乗組員らを乗せて南東部、慶尚道の病院に搬送する途中に墜落。ヘリには患者と付添人のほか、消防隊員５人の計７人が乗っていた。　当局は２日、海中の機体から１人、機体から離れたところから２人の遺体を発見したと発表。うち２人の遺体を同島に近い鬱陵島に運んだ。　当局は残る不明者の捜索を続ける方針だ。