朝鮮労働党の機関紙は「21世紀に入り資本主義はより深刻な経済危機に苦しめられている」とし、資本主義に対する批判を通じて社会主義思想の優越性を伝えた。
その新聞は「弱肉強食が生存法則となっている資本主義社会において経済危機が深刻化しながら少数の独占財閥たちによる富の集中が加速化している。それによって階級間の矛盾と対立が日ごと激化している」とし、そのような例として、米国の各種統計と2011年のウォール街デモ、ドナルド・トランプ米国大統領の反移民行政命令に反対して起こった昨年11月のシアトルの空港でのデモなどの事例を列挙した。
また「米国をはじめとした資本主義の国々で、中間層の企業の破産と失業などによって財産を失い“新貧困層”に転落する現象がひどくなっている」とし「資本主義の国々で前例のない大きなストと抗議デモが頻繁に起こっていることは、極度に先鋭化された社会階級的矛盾の必然的産物である」と強調した。
続けて「彼らの統治権、特権的地位が激しく揺らいでしまい、どうしていいかわからない資本主義の支配層と独占財閥たちは、このようなひどい社会政治的矛盾を少しでも緩和させるために、あらゆる悪あがきをしている」とし「しかし、そのような見せかけでは資本主義の社会、政治的矛盾と対立関係を解消することはできない」と主張した。
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