キム・ガンリプ韓国“中央事故収拾本部”副本部長は29日の定例会見で「週末が重大な山となるとみている」とし「この週末には宗教や集会などの行事への参加を自粛するよう求めている」と語った。
続けて「大邱(テグ)の新天地教会への検査結果をみると、密閉された環境に多数の人たちが集まって声を出して行う行為がとても危険であるということが確認できる」と強調した。
韓国の疾病管理本部は、この日の9時を基準として追加された感染者594人中、大邱地域が476人としてその大多数を占めている。大邱の新天地教会の信徒の感染者が引き続き多く発生している状況である。
現在、大邱の新天地教会で症状のみられる人1300人余りに対する検体採取は完了した状態で、症状のない残りの信徒も3分の1ほど検体採取がなされている。
キム副本部長は「大邱市の検査量が多く、状況が切迫して検体採取したが、その結果が出るまで時間がかかる」とし「その結果からの感染確定者の比率は相当高いだろう」と憂慮の意を表した。
また、大邱地域を除いても韓国全国での新天地教会の信徒たちの中、症状のみられる人が大きく増えながら韓国国内の感染者数は一層増加するという心配がなされている。
韓国政府は韓国国内の新天地教会の信徒21万人中、未成年者と住所不明者を除いた19万人中88%に達する17万人あまりに対して症状の有無を確認した結果、3381人(1.9%)は症状がみられると集計された。
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