「日本製の薬が世界を救う?」豪大学が発表した「イベルメクチン」の実験結果が韓国で話題(画像提供:news1)
「日本製の薬が世界を救う?」豪大学が発表した「イベルメクチン」の実験結果が韓国で話題(画像提供:news1)
オーストラリアの大学が、寄生虫感染症の治療薬「イベルメクチン」が新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表した。

 オーストラリア・モナッシュ大学生医学発見研究所のカイリー・ワーグスタフ博士は最近、1回量のイベルメクチンで新型コロナウイルスの複製を48時間以内に死滅させるとの実験結果を発表した。

 「イベルメクチン」は2015年にノーベル賞の医学生理学賞を受賞した大村智氏が日本の静岡県で採取した土壌から発見した「放線菌」と呼ばれる新種の細菌で開発した寄生虫による感染症治療薬。

 これに対し、韓国の反応は「日本製の不買運動は不可能なのか」、「臨床はまだ」、「すでに駆虫薬として使われているから、臨床も簡単なはず」、「アビガンも同じだが、日本製の薬が世界を救ったら日本製の不買運動勢力は謝罪運動するのかな…」など様々だ。

 一方、韓国のチョン・ウンギョン疾病管理本部中央防疫対策本部長は6日、定例会見で「(イベルメクチン関連の)オーストラリアの研究論文を検討した」とし「患者や人に投与して効果を検証したのではなく、臨床適用には非常に無理があり、限界がある」と明らかにした。

 また「人に投薬可能な正確な用量や副作用に対する安全性、有効性などが十分に検証されていないため、薬剤研究段階での一つの提言としてのみ見ている」と述べた。


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