文大統領はこの日の午後2時、青瓦台(韓国大統領府)で首席・補佐官会議を主宰し「今は苦痛の始まりかもしれない」と語った。首席・補佐官会議は先月の9日に開かれて以降、一か月ぶりに再び開催された。
文大統領はこの日、新型コロナによる雇用危機を克服するための対策を注文した。
「困難で大変な時期を勝ち抜くのに最も大きな心配は雇用問題である」とし「すでに大量失業事態が発生した国々が出てきている。わが国も雇用保険加入者の増加幅が大きく減少し失業手当の申請者が大きく増加し始めた」と指摘した。
つづけて「特別な対策を、時を逃さず立てねばならない」とし「経済を生かすのは始めも終わりも雇用である。雇用が崩れれば国民の生活も崩れ、そのことから生じる社会的費用はとてつもないものとなる」と強調した。
また「IMF(国際通貨基金)危機の時、多くの雇用を失った経験を繰り返してはならない」とし「企業と労働者たちと政治が共に、企業も生かし、雇用も生かす道を必ず探し出さねばならない」と力強く語った。
文大統領は新型コロナへの防疫対策についても「防疫は経済の出発点でもある」とし「しかし我々の防疫の成果は他国に比べて経済的打撃を減らしている」、「今の減少の流れをしっかりしたものとし他国よりも先に新型コロナを鎮めることができれば、経済を回復できる時間も短縮できる」と語り、最後に「わが国民は危機に強い。危機の前でひとつになるDNAが我々にはあるためだ」、「我々にはできる」と語った。
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