実際、梨泰院一帯のクラブと酒場9か所に立ち寄った2100人あまりは依然として防疫当局や地方自治体と連絡がとれていない中、大型教会は対面礼拝を再開する。
梨泰院クラブに関連して診断検査を受けた人々がこの何日かの間に大幅に増えたことはいいことではあるが、防疫範囲が広く新たな感染者が続出していて、いまだ安心できない状況である。
梨泰院の当局は、この地域のクラブと酒場に立ち寄った危険性の高い人々を迅速に探し出し隔離して追加の伝播を防ぐのに奔走している。防疫当局が地方自治体と警察、移動通信社など動員可能なすべての手段を通じて、クラブおよび酒場の訪問者を追跡することで追加の伝播を防ごうとする措置をとっている。
現在、ソウルのヨンサン(竜山)区によると、去る4月24日から5月7日まで梨泰院一帯のクラブと酒場9か所に立ち寄った1万2034人に対する調査を2回進めているが、そのうち9899人(82%)は連絡がとれ診断検査を受けるよう案内をした。しかし残りの2135人(18%)はいまだ連絡がとれていない状態である。調査期間が長引けば梨泰院訪問者による追加の伝播が引き続き発生するしかないという憂慮がある。
またキリスト教会での礼拝が週末あることなどから、当局者たちは今週がひとつの“山”とみている。
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