新型コロナに感染している無症状患者たちは、症状のある患者たちよりもっと長い期間ウイルスを拡散させる可能性があるという研究結果が出た(提供:news1)
新型コロナに感染している無症状患者たちは、症状のある患者たちよりもっと長い期間ウイルスを拡散させる可能性があるという研究結果が出た(提供:news1)
何の症状もないまま新型コロナウイルスに感染している無症状患者たちは、症状のある患者たちよりもっと長い期間ウイルスを拡散させる可能性があるという研究結果が出た。

22日 香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、中国南西部にある重慶医科大学の博士が率いる研究チームは、去る18日に医学ジャーナル“ネイチャーメディカル”に掲載した論文で「静かなる感染者の出現により、新型コロナの統制が困難に陥っている」と伝えた。

研究チームは、無症状の新型コロナによる感染者37人の平均ウイルス分泌の持続時間が19日となり、軽症患者より3分の1もより長いという事実を明らかにした。ひとつの事例では、無症状患者が45日間ウイルスを伝播した。

この研究はまた、無症状感染者たちが症状のある感染者たちに比べて抗体保有の水準が15%にすぎないという事実も明らかにした。

しかし、世界保健機構(WHO)は、今月初めに無症状患者が他の患者を感染させる可能性について、まだはっきりしていないと伝えている。

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