今年1月、除隊処分を受けて記者会見を開いたピョンさん=(聯合ニュース)
今年1月、除隊処分を受けて記者会見を開いたピョンさん=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍は3日、休暇中に男性から女性への性別適合(性転換)手術を受けて復帰した後、服務を続けることを希望したにもかかわらず強制的に除隊させられた元兵士のピョン・ヒスさんが除隊取り消しを求めて起こした人事訴請の審査の結果、請求を棄却したと明らかにした。  陸軍は、除隊処分は現行の軍人司法で規定された義務審査の基準と除隊審査の手続きに従って適法に行われたものであり、違法性が確認されなかったと説明した。 人事訴請は、除隊など不利な処分を受けた際に処分の取り消しまたは変更審査を求める制度。結果を不服とする場合は行政訴訟を起こすことができる。 ピョンさんは訴状を提出した際に結果によっては行政訴訟を起こすと表明しており、棄却の決定を受けて直ちに訴訟手続きに入るものとみられる。
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