NHK・日本経済新聞などによると、ユ本部長は16日(現地時間)スイスのWTO本部で開かれた一般理事会に参席した後の記者会見で、日本発の輸出規制強化措置による両国間の葛藤にもかかわらず「WTO改革に対する私のビジョンを日本に見せたい」とし「日本が貿易紛争の観点ではなく、多者間の貿易体制を維持・推進する観点で行動することを確信している」と語った。
ユ本部長は特に「韓国と日本は、多者間の貿易を促進すべきだという考えを共有しているため、これから力を合わせていくことがより一層重要になる」と強調した。
時事通信は「ユ本部長は、日本の輸出管理に関して、対日批判を繰り返してきた人物だ」とし「記者会見で日本からの支持確保に自信をみせたが、日本政府内には冷たい視線が多い」と伝えた。韓国政府は現在、輸出規制問題に関して日本をWTOに提訴している状態である。
このため、毎日新聞などは「日本政府が今回のWTO事務局長選挙で、ナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ元財務相を支持するだろう」という予測記事を出している。
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