唾液を通じて放出され得るウイルスの量が、無症状者にも十分あるという意味で、無症状者もやはり有症状者と同じくウイルスの感染力をもっているという解釈である。このことはこの間 防疫当局が無症状者による感染の可能性はほとんどないと主張していたことと対峙される結果であることから注目される。今回の研究で無症状者の比率は全体のうちの36%を記録した。水面下にいる無症状者たちを通じて“静かな感染”がいくらでもなされる可能性があるという点を示唆している。
今日(10日)韓国医療界によると、スンチョンヒャン(順天郷)大学病院の研究陣は去る6日、国際学術誌ジャーナル“The Journal of the American Medical Association internal medicine”に先の内容の研究論文を載せた。
この研究陣は、去る3月6日から3月26日までチョナン(天安)地域の生活治療センターに入所した新型コロナの感染者303人を対象に分析した。
この分析で最終的に有症状者214人、無症状者89人と区分されたが、この研究結果で無症状者も有症状者と同様にウイルスの感染力をもっていると推定されたことで、現在 韓国の首都圏地域で拡散している感染経路の不明な事例も、ある程度説明できるものと解釈される。
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