今日(20日)青瓦台によると、ソ室長と楊局員が釜山で会うことにしたのは楊局員側の意向によるもので、最近の首都圏での新型コロナウイルス感染症の急増状況とは関連がないとのことである。
実際に楊局員は、去る2018年7月に極秘に訪韓した当時も、釜山で当時の青瓦台国家安保室長と会っていた。
これは中韓両国間の議題に関してまだ十分な合意がなされていないため、ソウルでの会談開催は負担になるという分析が出ている。したがって、より注目されない釜山を選んだというわけである。
韓国アジュ(亜州)大学のキム・フンギュ政治外交学科教授はこの日 韓国総合ニュース通信社“ニュース1”とのインタビューで「“ロー・プロファイル(関心をほとんど受けない)”で行なうという意志がみえる」とし「両国間での共感度が高く具体的な合意がなされているなら、釜山で行なう必要がない」と語った。
つづけて「両国間でのデリケートな事案が多く、十分な合意がなされていないため、釜山で行なうとみている」とし「中国の半導体のような戦略物資の供給など、米中の戦略競争に関連した事案の場合、公開的に合意するのが容易ではない」と分析した。
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