李代表はこの日の午前、チョルラブクド(全羅北道)ナムォン(南原)を訪問したのに続き、午後1時30分、チョルラナムド(全羅南道)クレグン(求礼郡)の5日市場で地域住民代表と懇談会を行った。
この席で住民代表らは「蟾津江ダム放流問題を調査する委員会に地域住民が抜けている」とし「こうした調査は政府の考えどおりに行われてしまう」と憂慮を表した。
これに対し李代表は「全国のダムのうち、蟾津江ダムとチュンチョンド(忠清道)ヨンダム(龍潭)ダム下流地域の住民の境遇は似たような状況」とし「ここに来ると、政府の調査方式に深い疑心と不信があることを理解できた」と強調した。
続いて「今回の事案は、適当に済ませるような性質のものではないだけに、政府と大統領府にこのような意見を率直に伝える」とし「今後、どんな方法で解決するのが良いのかの判断は我々に任せてほしい」と要請した。
李代表は「今回の被害問題の解決方法は概ね3つに集約される」とし「1つ目は現行制度を最大限活用して支援を増やす方案を探る方法、2つ目は制度を変えながら予算を取る方法、3つ目は補償の方法」と明らかにした。
続いて「補償のためには法的な判断が伴わなければならず、時間がかかり、争いもある」とし「その問題解決のために、ここにいる地方区国会議員たちと私が皆さんの側で努力する」と約束した。
さらに「民主党は政府がするままに放ってはおかない」とし「チュソク(秋夕、中秋節)以降、国政監査が始まれば、多くの議員らがこの問題を扱うし、与党院内代表とも(解決方案を)相談する」と約束した。
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