韓国ムン大統領、今日会議主宰…「公務員射殺事件」メッセージに注目

韓国のムン・ジェイン大統領は28日、首席・補佐官会議で「公務員射殺事件」について言及するか、どのようなメッセージを出すのか関心が集まっている。

青瓦台（大統領府）によるとムン大統領はこの日午後2時、青瓦台黎民館で首席・補佐官会議を開く。青瓦台が24日の射殺事件について言及した後、ムン大統領の初の公式の席となる。この間、ムン大統領は代弁や安保関係長官会の結果を通じて間接的にメッセージを出してきた。

今回の事件は北朝鮮が韓国の非武装民間人を射殺したことで国民を激怒させた。しかし金正恩北朝鮮国務委員長が異例的に謝罪の意を表し、さまざまな観点の解釈が出ている状況だ。

また野党は今回の事件についてムン大統領と青瓦台の対応と処置について疑惑を提起しており、攻防戦を繰り広げている。チュソク（旧盆）連休を2日後に控え、この日のメッセージによって連休後の世論の方向が左右されるとみられる。

青瓦台の対応は25日に金正恩委員長の謝罪の意が込められた通知文が伝えられたことをきっかけに、糾弾および責任の追及から、事件調査および収拾のための協力姿勢に変化したとみられている。