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李元大統領側のカン・フン弁護士は李元大統領の最高裁上告審の判決後、記者団に対して、「弁護人として惨憺きわまりない」とし、このように明らかにした。
カン弁護士は「二審裁判の宣告までは狂風のように責め立てていた積弊清算に対する人間的な恐れ、12万ページを超える膨大な証拠記録などで理解しようと努めた」とし、「韓国の最高機関である最高裁にまでこうした判決を言い渡されるとは本当に思っていなかった」と述べた。
彼は「上告理由書を提出して、主審最高裁判事が決定してから今日までたった6か月という時間が過ぎただけで、裁判所の合意に必要な判決文の作成時間を除けば、12万ページの証拠記録を約4か月間、1日1000ページずつ読んで結論を下したということ」とし「これが拙速裁判ではなく、何が拙速裁判なのか」と問い詰めた。
カン弁護士はまた「今日、有罪と確定した横領金や収賄罪のたった1ウォンも大統領に伝達されなかった。検事が提出したすべての証拠によっても、大統領に伝達されたという内容は1つもない」とし、「第3者に伝達されたということだが、李元大統領が指示したか、知っていたということだけだ」と反論した。
続けて「弁護人が十分に疏明したにもかかわらず、弁訴する人の弁護を受け入れずに懲役20年に及ぶ重刑宣告を、最高裁で6か月で行うというのが正常な裁判なのか」とし「大統領に報告しに行くが、大統領も恐らく惨憺たる思いを禁じえない」と述べた。
カン弁護士は「李元大統領が昨日“事実はいつかは明らかになる”と言った」とし「私は弁護士として私ができる再審など法が許容するあらゆる手段を通じて、真実が明らかになるよう今後も努力を続ける」と強調した。
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