上場初日の4%台の下落に続き、翌日には20%以上株価が下がり、一時は12兆ウォンを上回った時価総額は半分になった。機関・外国人が手放した株は、個人が余すところなく購入した。株価が空しく下落する中、個人が購入したビッグヒットの株式は4000億ウォンに達する。
韓国取引所によると、16日ビッグヒットは前日より5万7500ウォン(22.29%)急落した20万500ウォンで取引を終えた。
上場初日ビッグヒットは「タサン( 公募価の2倍で始め値が形成された後、ストップ高に直行)」で取引を開始したが、差益売りが殺到し、最終的に始め値以下で取引を終えた。ビッグヒットの上場初日の取引量は650万株で、流通可能な株式670万株の97%水準だった。
取引翌日も取引量は爆発した。この日ビッグヒットの株式は約440万株が取引されたが、取引代金は9517億ウォンで、サムスン電子に続き二番目に多かった。
外国人と機関がビッグヒット株価下落を主導した。外国人と機関は二日間に渡り、それぞれ831億ウォン、130億ウォンの株式を売った。一方、個人は二日間で4038億ウォン相当の株式を購入した。
二日間の個人投資家の平均買収額は25万9382ウォンで、16日の終値基準収益率はマイナス22%(5万9332ウォン)水準である。上場初日前半タサンのピークである35万1000ウォンで取引された量も64万株以上で、投資家たちはため息をついている。
「タサン」価格でビッグヒットの株式30株を買収した個人投資家A氏は、「BTSがものすごく話題だと周りの人に続いて投資してみたが、買収直後の時価総額が10兆を超えるのを見て高評価されたと思い、慌てて売り払った」と述べた。
期待以下の成績について、証券街では公募価高評価の議論と共に、特定の芸能人への依存度が高いエンターテイメント株の限界が反映されている解釈が出ている。16日の終値基準ビッグヒットの株価は、証券会社が提示していた平均目標株価よりも低い。
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