カイロ、ストップウォッチなど「スヌン用品」の売り上げ好調=韓国(画像提供:wowkorea)
カイロ、ストップウォッチなど「スヌン用品」の売り上げ好調=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の大学修学能力試験(スヌン・日本のセンター試験に相当)が1か月後に迫り、防寒用品や応援用品など受験生のための「スヌン用品」が爆発的に売れている。特に、朝の気温が零下に下がったことで防寒用品の販売量が大きく増加した。

5日、韓国のネット通販会社Gマーケットによると、ここ1か月間(10月5日~11月4日)の防寒用品の販売量は前月対比最高600%以上増加した。使い捨てカイロの場合、販売量は624%に急増した。最近一部の地域では寒波注意報まで発令されたため、使い捨てカイロを買い求める消費者らが持続的に増えている。

このほかにも充電式のハンドカイロが192%増加し、ひざ掛けも155%販売が増加した。Gマーケット関係者は、「使い捨てカイロやひざ掛けなどの防寒用品は毎年この時期に急な寒さを経験した消費者らが多く買い求める商品」だとし、「特にスヌンを控えコンディションの管理が必要な受験生にも防寒用品は必需品だ。受験生が試験当日に試験場に防寒用品を持って行くことが必要なだけに、こうした購買状況は今後も続くだろう」とみている。

特に、新型コロナウイルスの影響で試験が12月に延期されたことも、スヌン用品の販売に影響を与えている。

受験生が持って行く食事や飲み物などを温かく保つための保温タンブラーや保温弁当箱も人気だ。保温タンブラーと保温弁当箱の販売量は試験日が近づくにつれ前月対比それぞれ65%、75%増加した。

防寒用品のほかにも受験生が試験を受ける間に必要なストップウォッチや、早い時間に登校する受験生を応援するために必要なLED応援棒の販売量もそれぞれ30%、25%増加した。

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