ソウル西部地裁は今日(30日)午後2時30分、ユン議員と元慰安婦の支援団体“正義記憶連帯(正義連)”理事の、公判準備手続きを実施した。今回の公判準備手続きは、検察側と弁護人側の神経戦として、約1時間近く行なわれた。
被告人のユン議員と理事は、法廷に出席しなかった。公判準備手続きには、被告人の出席義務はないことになっている。
検察は、補助金管理に関する法律違反および地方財政法違反、詐欺、寄付金品の募集および使用に関する法律違反、業務上背任などの容疑で、ユン議員を起訴したと伝えた。
これに対してユン議員と理事の弁護側は「控訴事実を全て否認する」と伝えた。弁護側は、共通して控訴状に適示された犯行の期間などが特定されておらず、その要件も不明確だと指摘した。
次の公判準備手続きは、2021年1月11日と予定されている。
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