金議員はこの日の午後、フェイスブックの書き込みを通して「国民の力は今、検察総長任期を保障しなければならないと声を高めているが、本来、自分たちは検察総長弾劾を習慣的に発議した勢力だ。総長任期の保障は言い訳にすぎず、検察を押し立てて現政府を攻撃し、政権を獲得しようというのが国民の力の本心だ」として、このように述べた。
さらに「弾劾と制度改革は択一の問題ではない。制度改革をきちんと進めるためにも弾劾は必要だ」とし「制度改革の足かせを取り除くこと、それが尹総長の弾劾だ」と主張した。
続いて「逆風を心配する方が多いようだ。断言するが、逆風論は敗北主義であり、検察と対立しないという降伏論」とし「政治的影響力を考慮して、意思決定を先送りすることは責任を持つ政治家の姿勢ではない。政党の党派的支持に背くことこそ、後日、審判の対象になるだろう」と強調した。
金議員は「憲法裁で弾劾が棄却されるかもしれないが、弾劾と同時に尹総長とその家族に対する特検を推進したり、高位公職者犯罪捜査処で尹総長個人の犯罪行為に対する捜査に着手すれば、憲法裁を説得することができる」とし「国会弾劾訴追はそれ自体、十分に意味がある。尹総長を7か月間放置した場合に失う国家的混乱より、弾劾した場合に得られる利益ははるかに大きい」と述べた。
また「動員できるあらゆる武器はすべて動員しなければならないのに、いつになるか分からない制度改革だけを考えていようと言う」とし「これ以上、こうした敗北論者の愚痴は聞こえてこないことを望む」と繰り返し強調した。
金議員は尹総長の停職執行停止の申請を容認した後の25日、「国会で弾劾案を準備する」とし「国民が選出した大統領の権力を停止させた司法クーデターにほかならず、動員できるあらゆる憲法的手段を総動員すべきだ」と主張した。
26日にも「大統領の安全保障のために(尹総長の)弾劾を推進するのが正しい。国民が選んだ大統領を守るのが民主主義を守るため」とし「検察総長を弾劾しなければ制度改革に弾みがつきにくい」とも述べた。
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