昨年10月に里親の虐待で死亡した「ジョンインちゃん事件」が今月2日、ある放送局で報道され、国民的怒りを呼び、国会法制司法委員会は、児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法改正案を前日(7日)、審査し議決した。8日、本会議を通過した場合、事件が報道されてから6日後に法が整備されることとなる。
児童虐待処罰法改正案は、児童虐待申告義務者が児童虐待を報告したら即時、関連機関が捜査と調査に着手することとした。
司法警察官と児童虐待担当公務員が現場出動による調査の結果を相互に通知・共有し、彼らが立入り可能な場所を虐待現場だけでなく、「被害児童を保護するために必要な場所」に広げた。
児童虐待行為者と被害児童を分離し調査を行い、児童虐待者が出席・陳述・資料提出等の義務を違反した場合には制裁するよう定めた。虐待犯罪事件の証人の身辺安全措置条項も加えられた。
ただし、児童虐待の犯罪の量刑強化は含まれなかった。
法定刑が強化されると、むしろ犯罪を隠蔽する可能性が高まり、裁判所が要求する証拠の強度も高くなり処罰が難しくなるという点が考慮された。
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