慰安婦被害者裁判、2回目の1審宣告結果は?13日宣告(画像提供:wowkorea)
慰安婦被害者裁判、2回目の1審宣告結果は?13日宣告(画像提供:wowkorea)
日本軍慰安婦被害者が日本政府を相手に提起した2回目の損害賠償請求訴訟の結果が今週下される。初回の訴訟と同様に、裁判所が慰安婦の手をとるのか関心が集まっている。

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ソウル中央地裁は13日午後2時、故グァク・イェナムさんなど慰安婦被害者と遺族らが日本を相手に起こした損害賠償請求訴訟宣告を行う。

この日、当事者の一人であるイ・ヨンスさんも参加すると伝えられた。このイ・ヨンスさんは、昨年11月に、当事者本人尋問のために法廷に出て、直接1944年に自分が慰安婦として経験したことを伝えた。

今月8日、ソウル中央地裁は、故ベ・チュンフイさんなど12人が日本政府を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、「原告らに1人当たり1億ウォンを支給せよ」と原告勝訴判決を下した。

裁判所は、国内の裁判所が外国の訴訟について裁判権を持たない国際慣習法である国家免除を、この事件に適用することはできないと判断し、日本政府が慰安婦被害者に賠償すべきだと判断した。

果たして2回目の1審宣告でも、裁判所が国家免除の例外を適用するのかが注目される。

慰安婦被害者と死亡した被害者の遺族20人が2016年12月、日本政府を相手に韓国の裁判所に損害賠償を請求する訴訟を起こした。しかし、日本政府は韓国裁判所が送った訴状を返送するなど、訴訟書類の受付を複数回拒否し、これまで裁判が正常に行われなかった。

そんな中、2018年3月に韓国裁判所が日本政府に損害賠償訴訟訴状と訴訟案内書の翻訳版を送付し、同年5月から送達効力が生じ、裁判の進行が可能となった。
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