産経とフジニュースネットワーク(FNN)が、23~24日に実施した世論調査によると、菅義偉首相の内閣支持率は52.3%を記録した。これは、同日に朝日新聞が報道した世論調査の支持率(33%)より20%ポイント近く高い数値だ。
今月18日に報道された読売新聞の世論調査でも、菅内閣の支持率は39%を記録していた。
産経新聞は、新型コロナウイルスワクチンへの期待が、内閣支持率を引き上げたと分析した。実際に産経新聞の世論調査で、新型コロナウイルスワクチンに「期待する」は77.2%、「接種する」は69.2%だった。
この点においても、新型コロナウイルスワクチンを無料で接種できるようになれば、「すぐに接種する」と回答した割合が21%にとどまった朝日新聞の世論調査とは対照的な結果となった。
このため、産経新聞の世論調査を疑問視する声も出ている。産経新聞とFNNが共同で実施した世論調査は、昨年6月に委託業者の職員によって結果が操作されたことが明らかになり、全面中断されていた。
この日の報道は、昨年6月の中断以来初めての世論調査だった。しかし、他社の世論調査と比較すると、内閣の支持率は13%ポイントから19%ポイント差が出ており、信用できないとする声が上がっている。
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