ユ前議員は去る19日、自身のフェイスブックを通じて「今月26日からアストラゼネカ社ワクチン接種が療養施設から始まるが、一部の医療陣たちが接種を拒否するという事態が発生している」とし「接種の拒否は、信じられないという“不信の表現”だ」と伝えた。
つづけて「文大統領は『ワクチンへの不安感が高まるなら、自分がまず接種を受けることも辞さない』と言っていたが、それを実践する時がきた。アストラゼネカ社ワクチンの最初の接種を大統領から始めよう」とし「大統領が最初の接種者になることで、これまで青瓦台(韓国大統領府)・与党発の偽情報とされてきた国民の不信を払拭するのに丁度いい」と付け加えた。
このことに対して与党“共に民主党”のチョン・チョンネ議員は去る20日、フェイスブックを通じて「国家元首が実験対象なのか?」とし「これは、国家元首に対するあざけりであり冒涜だ」と、ユ前議員を批判した。
この発言に、“国民の力”の戦略室長であるキム・グンシク キョンナム(慶南)大学教授は、きのう(21日)フェイスブックを通じて「大統領が実験対象でないなら、国民が実験対象ということなのか」と伝えた。
つづけて「ユ前議員は決して大統領を実験対象としてあざけったわけではなく、国民が不安がっているアストラゼネカ社ワクチンを大統領が直接 接種することで、接種を控えた国民たちを安心させてほしいということだ」と説明した。
また「ワクチンが安心なら大統領が最初の接種を受けるよう、むしろ青瓦台が率先して推進すべきなのに、大統領が実験対象なのかと いきり立つチョン議員の発言こそ、自らアストラゼネカ社ワクチンの危険性を認めていることになるのではないか」と批判した。
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