新型コロナウイルスの余波で、子どもたちが憧れる職業にも影響を及ぼしたとみられる。
中学生、高校生の憧れの職業1位は調査がスタートして以降、14年連続で「教師」が1位だったが、教師を希望する学生の比率は減少し続けている。
教育部と韓国職業能力開発院は、このような内容の「2020年小中高校生 進路教育現況調査」を24日、発表。昨年7月15日から10月15日まで小中高校の生徒と保護者、教師4万2088人を対象にオンラインアンケート形式で調査した。
小学生の憧れの職業1位は、2018年から3年連続でスポーツ選手だった。前回、YouTuber(クリエーター3位)に押されて4位だった医師が、今回の調査では2位にランクイン。教師は2位から3位に1ランクダウンした。
中学生の1位は教師、2位は医師、3位は警察官の順で昨年と同様だった。高校生も1位は教師、2位は看護師、3位は生命・自然科学者および研究員だった。
特に、今回は医師や看護師、自然科学者および研究員の順位が前の年に比べて上昇。医師の場合、小学生だけでなく高校生の回答でも2019年の11位から2020年は5位にランクアップした。
看護師は、中学生の憧れの職業順位が10位から8位にアップ、高校生も3位から2位に1ランクアップした。生命・自然科学者および研究員は、高校生の憧れの職業6位から3位に上がった。
教育部の関係者は「新型コロナウイルスの影響で、保健や医療分野に対する関心が高まったためとみられる」とし「ニュースで医師や看護師が活躍する姿を見て、ワクチン開発がイシューになっている現状から、それらの職業に対する関心が高まっているようだ」と説明した。
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