慰安婦被害者「人権委員長に“慰安婦ICJ付託”支持してほしい」(画像提供:wowkorea)
慰安婦被害者「人権委員長に“慰安婦ICJ付託”支持してほしい」(画像提供:wowkorea)

 慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが3月8日、女性の日を迎え、チェヨンエ国家人権委員長に慰安婦問題の国際司法裁判所(ICJ)付託を支持してほしいと訴えた。

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 李さんは同日、YouTubeで公開した3分程度の短い動画で「幸い、人権委員会は“慰安婦”制度を戦争犯罪と確認し、被害者の人権保護のための積極的な措置を促してきた」と話し、「人権委員会に日本政府とラムザイヤー教授の歴史歪曲に断固たる対処をお願いする」と要求した。

 さらに「日韓両国の政府に慰安婦問題のICJへの付託を提案したが、これに関する支持を訴える。そして、現在、ソウル中央地方裁判所で進行中の日本政府相手の訴訟でも日本の法的責任を確認する人権委の意見提出をお願いする」と明らかにした。

 李さんを代表とする『日本軍慰安婦問題のICJへの付託推進委員会』は先月16日に記者会見を開き、韓国と日本政府が慰安婦’問題をICJに付託することを求めた。

 李さんはこのような趣旨の要請文と説明資料をムン・ジェイン 大統領に伝達し、チョン・セギュン 国務首相、チョン・ウィヨン 外交部長官、パク・ボムゲ 法務部長官、チョン・ヨンエ 女性家族部長官、チェ・ヨンエ 人権委員長へ面談を要請して回答を待っているところだ。

 李さんは「先週連絡したように、近いうちに面談出来ることを期待する。感謝する」と述べ、映像を終えた。

 李さんはこの日、ミチェル・バチェレ国連人権最高代表にもYouTuneの動画を通して日本政府とラムザイヤー教授の歴史歪曲に断固として対処し、慰安婦’問題のICJへの付託を支持するよう訴えた。

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